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モルタルブックスタンド

2014年

モルタル

W100 x D100 x H110 (外寸)

キャビネット

サイドボード

デスク

ショーケース1

ショーケース2

ペーパーコードスツール

ヘリンボーンスツール

ティッシュのやつ

スタンド

本とか立てるやつ(モルタル)

バケットハット

佇まい

佇まい

BLACK BOOK & BLACK BOOK remix !

FRONT

FRONT

SIDE

SIDE

BOTTOM

BOTTOM

置くところが傷つかないようにゴムクッションを貼りました。

制作記

モルタル台車

つくってみたシリーズ その1 / モルタル台車

積層合板+キャスターの上にモルタルの板を乗っけただけ。シュレッダーを乗せるためにつくりました。

モルタル小物入れ

つくってみたシリーズ その2 / 欠陥住宅シリーズ

これは小物入れを目指してつくったものです。ふたつとも見事にジャンカが発生、右のものに関しては型枠を外す際に崩壊(その後木工ボンドで接着)という残念な結果でした。そんなわけで欠陥住宅シリーズとなってます。

 一時期モルタル工作にはまっていたことがありました。というのも家具にモルタルを使ったものをいろいろ見たこともあって「自分もラフでクールな無骨なものをつくりたいっ!」となったわけです。なのでまずは小さいものからやってみようということでブックスタンドなどをつくってみました。

 のちにこれらを経てキャビネットをつくることとなります。(←モルタルの天板を乗せる予定が失敗によりそんな計画無かったことにするという不甲斐ない思い出)

 さてこのモルタルという素材は今だきれいに仕上げるコツを見出せていません。台車のモルタルはわりときれいに仕上がってますがこれは偶然だったようで、その後小物入れに挑戦し欠陥住宅シリーズを生み出してしまうことになります。モルタルの難しいところは一発勝負なところですね。型枠を外すまではきれいにできているのか失敗しているのかわからない。養生しているときはどうあがいても修正できません。

 

 まず私の中で何をもって失敗とするかというと、ひとつは「ジャンカ」のようなものが大きく発生してしまうことです。ブックスタンドも許容範囲ですが発生しています。このジャンカを防ぐためには、セメント、砂、水をしっかり混ぜ合わせることや、モルタルを流し込んだとき型枠の隅までちゃんと行きわたるように振動を加える、棒などでつつくなどと言われています。しかし流し込んだ面は金鏝で抑えなければならないのでいつまでも振動を加えたりつっついてるわけにもいきませんし、しっかりこれらをやっても欠陥住宅シリーズができてしまいました。(←やったつもりになってたのかもしれませんが) 要するにモルタルを流し込んだ後は型枠の中がどうなっているのかは見えないためどの程度やればいいのか判断しづらいということです。これをまず克服したい。

 

 次に仕上がりの色です。これまでつくってきたものを見ると同じモルタルでもひとつひとつ色具合が違います。台車のモルタルは白っぽい仕上がりで、欠陥住宅シリーズはねずみ色、ブックスタンドはその中間といった感じです。もっと青っぽく仕上がるときもあります。まあ色に関してはジャンカが発生しない限り目をつぶってますが、欲をいえば白に近い方がいい。(台車のが結構理想的な仕上がりです) 何の要素が色に表れているのかを少しでもはっきりさせたいです。

 このようにまだきれいに仕上げる方法を見出せていませんが、今のところはセメントと砂が既に調合されているもの(水を加えるだけというもの)を買ってきてつくった方が成功率が高い気がしています。(色はともかくとしてジャンカは発生しづらい気がする)

 モルタルをちゃんと扱えるようになればデザインの幅もだいぶ広がると思いますので、まだまだこれからいろいろ試しながら実験していきたいと思います。いつかモルタル工作のtipsページをつくりたい!!(希望的観測)

 

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