TWINKLE+ 『JAPANESE YEDO MONKEY』

2017/07/01

 
 
 私がHip Hopを聴きはじめた当時を思い起こさせるとても感慨深く良いアルバムでしたので紹介を兼ねてブログに書いておこうと思います。
 まずはつべこべ言わずにトラックリスト。[ ]内はトラックメーカーです。
01.  JAPANESE YEDO MONKEY [ K-Beat+ ]

02.  Fu-jin Raijin feat. IQ∞ [ Southpaw Chop ]
 
03.  There is feat. NIPPS, MARIA, GAPPER [ PUNPEE ]
 
04.  真夜中の猿 [ MUJO情 ]
 
05.  KEEP ON [ K-Beat+ ]
 
06.  Midnight Run (TYO) [ Mitsu The Beats ]
 
07.  SUPER EMCEE'S PT. 3 (LETHAL WEAPON PT. 4) feat. Akeemoney, KZA, IQ∞
   [ The Anticipation "#Based" Illshit Tsuboi ]
 
08.  Mukashi Mukashi (Skit) [ K-Beat+ ]
 
09.  チュン チュン feat. Campanella (←トラックリストに載っていない) [ OMSB ]
 
10.  八百夜町 feat. chee-tah man jack from 洛陽船 [ K-Beat+ ]
 
11.  KIRO [ plasticmanjp from 洛陽船 ]
 
12.  Dush! [ K-Beat+ ]
 
13.  KAIRAKU feat. OMSB [ BIM ]
 
14.  Ultra Man+ [ Gradis Nice ]
 
15.  Sentimental (メランコリー) [ K-Beat+ ]
 
 
 結構前になりますが確かPUNPEE氏のツイッターにてSUMMITのイベントにTWINKLE+氏が出演されたことが投稿されておりまして、私がイメージしていたTWINKLE+氏がSUMMITにコミットするとは全く思いもよらなかったので「TWINKLE+ってあのTWINKLEなのか?」と思ったのを覚えております。しかもその時披露された曲の客演がNIPPS、MARIA、GAPPER。なんとも想像できない心おどる組み合わせです。そしてこの度ソロアルバムがリリースされることとなるとは...。
 
 
 
 私がはじめてTWINKLE氏を知ったのは多くの人がそうであるように、NIPPS「MIDORINOGOHONYUBI presents MIDORINOGOHONYUBI MUSIC - ONE FOOT」(2002年)の「VENOM2002」でしょう。その後DEV LARGE「THE ALBUM」(2006年)の「Back To Burn」、「God Mouth」でも客演で参加しています。(Jinroもあったね〜)
 
 
 
 
 知っていたのはたった3曲のみだったものの、彼の低音ねちっこいフロウとあの笑い声が私の中に黒く怪しい印象を強烈に残しておりました。
 
 
 
 そんなことで私にとってTWINKLE氏はBUDDHA BRAND周辺で活動しているよくわからない謎の怪しいMCだったのですが、今回ソロアルバムが発売されたことに伴いインタビュー記事なども上がり、そこで氏のことを改めて知ることが多かったです。
 
 
 
Amebreakインタビュー
 
Mikikiインタビュー
 

・洛陽船インタビュー

 
 
 
 中でも意外だったのが洛陽船とアルファが繋がっていたこと。こういう話を聞くと実に感心します。活動初期の頃ということでしょうけど、私が知った頃のアルファはポップよりのイメージ(だけどスキルフル)で、かたやTWINKLE氏は黒い怪しい謎多きMC。
 
 
 
 アルファ「エクスタシー温泉」
 
 
 両者が繋がっていたとは想像もつきませんでした。やはり黎明期はどこも現場では繋がっていたのかもしれませんね。事件は現場で起こっています。
 
 
 
 
 
 
 アルバムを通して聴いてみると、ところどころにD.L遺伝子を感じます。(特にK-Beat+トラックの曲)
 
 懐かしい声ネタがちりばめられた、IQ∞(FusionCore)との「Fu-jin Raijin」や
曲を聴いたイメージが氏を知った当時を思い起こさせる「真夜中の猿」、
同窓会的な「SUPER EMCEE'S PT. 3 (LETHAL WEAPON PT. 4)」など懐かしさを感じさせる曲がありつつ、
 
 Summitならではの客演の組み合わせでマイクリレーがかっこいい「There is」と
唯一氏が希望したトラックメーカーMitsu the beatsによるアーバンメロウな「Midnight Run (TYO)」はTWINKLE氏のスタイルを維持しつつも新鮮さを感じました。
 
 あと「チュンチュン」ではトラックリストに載っていないCampanellaの登場に驚きました。
「いつも飲むスターバックス」これは確実に歴史に刻んだパンチラインですね。
 
 そしてじんわりさせられる「Ultra Man+」個人的にはこの曲が一番好きです。Gradis Niceのビートが大好物ということもありますがリリックと相まって、もしまだD.L氏が存命であったならという思いもよぎりじんわりします。そこからの「Sentimental (メランコリー)」への流れもなんともメランコリックでした。
 
 
 ブランクがあるにもかかわらず(単に私が活動を知らなかっただけかもしれませんが)、とても良い意味で変わっていない、私が知った当時のテンションのままのラップが聴くことができる本当に感慨深いアルバムでした。
 
 
 
 
TWINKLE+ "STUDIO LIVE 2017"
 
 
 
 最後に上の動画について。この動画はblock.fm内のSUMMITimes収録時の映像だと思います。
 
 これまではBUDDHA BRAND周辺の人ということで、この人も風船おじさんよりも危ない変人なんだろうなと勝手にイメージしていましたが、大変落ち着きのある佇まいで腰は低いけれども卑屈に感じないとてもかっこいい印象の方でした。
 
 会話の中で「背伸びはしない、譲りすぎない、普通バージョン」と言っておりますが、おっしゃる通り『JAPANESE YEDO MONKEY』はまさにそれが体現されているなと感じます。
 
 そういった人柄を垣間見ることでさらにTWINKLE+氏を応援したいと思えました。
僭越ながらこれからまた活発に活動していってほしいアーティストです。
 

 

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