C.O.S.A. / Chiryu-Yonkers
1月下旬から先日までの空白期間を少し紐解いてみると、
私にとっては大変珍しいことなんですが「KID FRESINOのライブに行く」という一大イベントがありました。
(私の数少ない友人が知らぬ間にチケット抽選に応募しており、そして当たるという快挙を成し遂げてくれたおかげ)
いくら出不精とはいえヒップホップヘッズを自称しているからにはこんな機会は逃してはならない、是非とも一緒に行かせてくれと懇願した次第です。
当日はヘッズ感を惜しみなく出していこうと思いコーチジャケット(←なぜかOIL WORKSの)を着込み参りましたが、
「ライブに行く」ということ自体数年ぶりということもあってそういった場所での立ち振る舞いが全くおぼつかずに終始そわそわしておりましたので「DNCならわかるがなぜかOIL WORKSのソワソワ人間」として周りの人からはさぞかし怪しい目で見られていたことでしょう。(←OIL WORKSからすればいい迷惑)
そんな状態でありながらもいざライブが始まりますと、
Seiho牛乳飲まないんだな、ですとか
鎮座DOPENESSの角刈り放置感いいな、ですとか
Campanellaクールだな、ですとか
ISSUGI先輩もっと見たかったな、ですとか
ゆるふわギャングの熱量すげーな、ですとか
JJJ大活躍だな、ですとか
生で音楽を聴く(パフォーマンスを観る)ことで感じる楽しさを改めて体感し(Ryugo Ishidaのナマ合いの手も聴けたし)、とてもエキサイティングで有意義な時間でありました。
やはりライブ感もあって「音楽」ですね。
2019.1.25 TSUTAYA O-EAST
で、会場には物販スペースがあったので何気なく覗いてみたんですが、そこにはなんと、『Chiryu-Yonkers』が置いてあるではありませんか!
友人も引くほどのスピード感で目に入った瞬間即購入です。
ということで
CD届いてた じゃない、買ってきた1月版。(一応その2ということで)
C.O.S.A. / Chiryu-Yonkers
01. GZA1987
prod. RAMZA
02. 6号公園
03. 桜町weekender
04. 365
05. 知立Babylon Child
prod. Ryo Kobayakawa
06. Attitude in my pocket feat. COVAN
07. Crooks
08. My Say
prod. RAMZA
09. The Man feat. COVAN, DJ TETSU
prod. MASS-HOLE
10. Wassup
prod. jjj
11. Word for C-City
この「Chiryu-Yonkers」が発売されたのは2015年でその当時はリリース情報はなんとなく見ていたもののC.O.S.A.というアーティストのことをほとんど知らずという状態でしたのでスルーしてしまっていました。
のちに"知立Babylon Child"などをYoutubeで聴きジワジワと彼のかっこよさに気づいていくわけでありますがその頃にはもう時すでに遅し、このアルバムを買おうと思ってもどこもソールドアウト。(しかも再販はしないと本人がどこかで言っていた気が) この経験は今も戒めとして深く身体に刻まれております。
そんなことがあっての「Chiryu-Yonkers」との出合いですから買わずにはいられませんでした。
今となっては「C.O.S.A. x KID FRESINO / Somewhere」もありどこか丸い側面も垣間見れるC.O.S.A.ですが、
この「Chiryu-Yonkers」はファーストアルバムらしく尖っていてちょっとしたthug風味を感じる作品。ですが彼がリリシストであること多くの人に知らしめたのもこの作品であるように今の硬派なスタイルはすでに確立されているし、おそらくこれから先も古くなっていかないクラシックな作品だと思います。
彼はビジュアルもラッパー然としているし本当にズルい。
しかしながら今"知立Babylon Child"のMVを見るとやはりみんな若く見えますね。(特にKID FRESINO)