HIDENKA x MANTIS / TEENAGE FANCLUB
CD届いてた9月版ラスト。その5です。
HIDENKA x MANTIS / TEENAGE FANCLUB
01. 午前中の三日月 -intro-
02. 黄昏ティーンエイジ
03. この世はパラダイス
04. 淫靡なユニバース
05. メラメラの鍵
06. トークトゥハー -skit-
07. ビターがお好き
08. イメージとホープ
09. 愛しのSweet Thang
10. ノスタルジア -outro-
Teaser的な
ラッパー、ビートメイカー、DJ。TENGOKUPLANWORLD主宰のHIDENKAと、
ビート名産地福岡を拠点に活動するビートメイカーMANTISによるジョイントアルバムです。
私が触れたHIDENKAによる近々の作品はソロ作品の「REVYBRATION」(2016)や、
"HIDENKA x FUMITAKE TAMURA"の「MUDDY WATER」(2014)だったわけですが、
今作はMANTISビートによるところがあるのでしょう、それらとはまたちょっと違ったファンタジックな印象を受ける作品。
HIDENKAの魅力といえばあの仙人のような風貌と、それに相まって深みを感じざるを得ない声質(とてもブルージー)や呪文を唱えているような中毒性があり頭にこびりつくラップスタイル(特にHOOK)であり、今回もそれが遺憾なく発揮されトータル30分強という長さもあり無限ループに陥ります。
なかでも好きな曲は「ビターとホープ」「愛しのSweet Thang」。
MANTISのアルバム「WORD OF MOUTH」(2012)、「on the corner」(2013)をこれを機に聴き返してみたところ、当時はほとんど認識していなかったBLUE PRINTやBUPPON、WAPPER(←Coosmoothとして)のラップを聴くことができ改めての発見があったりしました。
そして「on the corner」に収録されている"Rough Neck feat. INNO"は私のなかでクラシックです。