Hisomi-TNP / heliocentric
「もうここまで来ちゃったんだから明けちゃお♪」とか「明けちゃえ明けちゃえ★」とか冗談半分でツンツンしていたら本当に梅雨が明けてしまった。
これで良かったのだろうか。自然をも押し退ける私のツンツンには我ながら畏怖の念を抱かずにはいられない。もうツンツンするのはやめよう。
こんな始まり方をするブログはもう読まないほうがいいかもしれません。
今日は梅雨が明けたらやろうと思っていた簾を取り付けて夏を迎える準備をしました。
簾は一気に納涼感が出て好きです。
はい。ではCD届いてた6月版その3。
Hisomi-TNP / heliocentric
01. blcknrcss (intro) track by Makoto Takeshige
02. japongo track by Makoto Takeshige
03. V.C. feat. Shing02 track by Vector Omega
04. 現実サプライズ track by DJ YO-HEY
05. 時と場 feat. LOOTH track by Hisaya Hojo
06. KUBEROMAKI feat. Q-ILL, TAKATSUKI track by Olive Oil
07. laidback (skit) track by Makoto Takeshige
08. 当日 track by mabanua
09. balance feat. Meiso track by Mattan
10. 理 track by Michita
11. cafe Romanesque (two finger ver.) feat. NI-YANG track by TAKATSUKI scratched by DJ KUSSY
12. answer track by Michita
13. free radical track by Hisomi-TNP
14. 笑う門 track by Muzono
15. dawn (outro) track by Makoto Takeshige
2007年の「シュルデイズ」から11年の時を経て満を持してのHisomi-TNP、2ndアルバム。
まず、何よりもカムバックが嬉しい限りです。
参加しているメンツも、本人のラップスタイルも前作とほとんど変わらずで、
聴いたら本当10年前に戻された感覚になりました。
Vector OmegaとかQ-ILLとかTAKATSUKIとか名前見るだけでもたまらないですよ。
もちろんこの作品の良さは普遍的なものだと思いたいですが、
このように私的には思い出補正みたいなものが相当強く、古き(とまではいかないかもだけど)良き、いち時代のジャパニーズヒップホップという感じです。
しかしそこを少し客観的に眺めてみると、むしろ今のシーンだからこそ彼のスタイルは価値が高いかもしれないと思ったり。
理解する間もなく畳み掛けられる言葉、押韻は一種の高揚感があり、現行のものを聴いているときとは違う気持ちよさがあります。
アルバムの中で私が一番好きなのはMVもアップされている「KUBEROMAKI」。
ビートはOlive Oilですが、
私がイメージするOlive Oilっぽさをあまり感じない新鮮な側面を感じられるトラックで
マイクリレーからのhookでオクターブ上がるところがとてもアガります。好き。