grooveman Spot / RESYNTHESIS (GREEN)
CD届いてた5月版、その2。
grooveman Spot / RESYNTHESIS (GREEN)
01. EINSTEIN
02. GOURGINE
03. IRINA
04. ROTWANG
05. FEYNMAN
06. BABA
07. MARIA
08. PICASSO
09. TYCHO
10. SWART
11. EDISON
12. JODOROWSKY
13. OKAMOTO
14. MOSES
15. OSANAMI
16. MOORE
17. RAMANUJAN
18. VENTER
19. RUDOLPH
20. CHAPLIN
21. WALLACE
22. TESLA
一時ハウス的なダンスミュージックに傾倒していた印象のあるgrooveman Spotさん。
そのため少し敬遠気味にしてしまっていたところがありましたが、たまたまこのTeaserを聴いてヒップホップ嗅覚が反応したので購入してみました。
(アルバムとしては今回でどうやら8作目で前作には「RESYNTHESIS(RED)」があった模様)
作品の変遷を全てたどっていないので語弊があるかと思いますが、
私個人の印象としては原点(「Eternal Development」)回帰というよりこれまでを経てきたものを感じられるエレクトロよりのヒップホップという感じで。
しかしながら、
ほぼワンループビートということと変な音のSEは中毒性を喚起させられますし、そこにはプレミアだったりRZAを思わせるものがあります。
中でも刺さるのはJeruの「Come Clean」(もしくはShelly Manneの「Infinity」)がサンプリングされた14曲目の「MOSES」でヘッズならアガらない方はいないでしょう。
BPM80後半から90前半のものが多くを占め、全体通して重めのベース太めのドラム、(あとやや黒め[暗め])でヒップホップフリークの要所を押さえられた聴きごたえのある作品でした。
一転してソウルフルな展開のある曲「TESLA」でアルバムが締められるのにはギャップ萌えがあります。
(ある意味この曲が私が持つ彼のイメージに近い気がする)
余談ですがアートワークのサンプリングネタとしていろんなところでたまに見られるTalking Headsの「Remine In Light」は今見ても斬新さを感じられてカッコイイです。リリースされたのは1980年。当時はあのジャケットってどう受け止められたのでしょうね。