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CD届いた(2月版②)

今日で2月も終わり。はやいー。 \そだねー/

平昌オリンピックの余韻も残るなか東京オリンピックのマスコットキャラクターが発表されました。

佐野さんの一件もあり(←あのロゴは1964をきれいに踏襲しているように見えるし力強くて私は結構好きだった)クリアな審査を強調したいのか小学生が投票して決めるとしたわけですが、

挙がった3点の候補を見て、どれも寄せすぎたキャラクター(口悪く言えば非常にガキくさいデザイン、裏を返せば私が小学生の頃だったら好きそう)に見えてしまい、方法としてそれはそれでどうだったのかなと思ったり。

万人に受けるものを選ぶのは不可能とはいえ公正さが前提の上であれば目利きの方が選ぶ方がなぜそれが選ばれたのかという見解を聞けるだろうし私としては納得しやすい、というか、「これは全国の小学生が選んだんですよ!」というのを盾にしているようでやや腑に落ちない感じがありなんだかモヤモヤとしております。

(でも立体になったときまた違った感じで見えたりもするでしょうからこれからに期待することにします!)

さてそんな対岸から何か言いたいだけの人の戯言はさておき、2月の最後、最高なアルバムが届きました。

BES & ISSUGI / VIRIDIAN SHOOT

BES & ISSUGI / VIRIDIAN SHOOT

01. ALBUM INTRO (Prod.16FLIP)

02. SPECIAL DELIVERY (Prod. GWOP SULLIVAN)

03. NO PAIN NO GAIN (Prod. GWOP SULLIVAN)

04. GOING OUT 4 CASH (Prod. GWOP SULLIVAN)

05. NEW SCHOOL KILLAH (Prod. 16FLIP)

06. 247 (Prod. BUDAMUNK)

07. RULES (Prod. GWOP SULLIVAN)

08. BIL pt.3 feat. MICHINO (Prod. GWOP SULLIVAN)

09. EYES LOW (Prod. 16FLIP)

10. HIGHEST feat. Mr.PUG, 仙人掌 (Prod. GWOP SULLIVAN)

11. VIRIDIAN SHOOT (Prod. GWOP SULLIVAN)

12. SHEEPS (Prod. DJ SCRATCH NICE & GRADIS NICE)

14. WE SHINE (Prod. GRADIS NICE)

15. GOING OUT 4 CASH REMIX (Prod. GWOP SULLIVAN)

16. SPECIAL DELIVERY REMIX feat. Mr. PUG (Prod. GWOP SULLIVAN)

リリースアナウンスを見た時点でこれは聴かずとも確実にマズいことになることを確信したBESとISSUGIによるジョイントアルバム。あまりヤバいヤバい言いたくないのですがこれはヤバいです。(16FLIP vs BESの「The Definition of This Word」もありましたがやはりISSUGIとBESの掛け合いが聴けるのは嬉しい)

16曲中9曲のトラックを手がけるのはGWOP SULLIVANで、洋楽に疎い私でも知っているレペゼンDiggin' In The Crates、O.C.などにもトラックを提供したりしている方。シンプルでオーセンティックなヒップホップトラックは二人のラップを引き立ててくれています。(ISSUGIはもとより、BESのラップはハイファイなサウンドよりもこうしたトラックの上での方が映えると勝手に思っている)

その他トラックメイカーに16FLIP、BUDAMUNK、SCRATCH NICE、GRADIS NICE、客演にはMr.PUG、仙人掌とDNC好きにはたまりません。あとBESのソロアルバム「The Kiss Of Life」にも多く参加していたMICHINO。

全体を通しての空気感が「あーこれがヒップホップ」って感じがしてとても好きです。←ちょっと何言っているか(ry

なかでもTeaserで使われている7曲目「RULES」はかなりカッコイイですし「7INC TREE」内CMトラックも9曲目「EYES LOW」で登場。耳に馴染んでるトラックがいきなり飛び込んできて結構アガりました。

そして90s狙いすぎなジャケも好きすぎるし、2018年の2月にして確実に今年の名盤のうちに入りそう。

漢 a.k.a. GAMI / ヒップホップドリーム

漢 a.k.a. GAMI / ヒップホップドリーム

01. 始まり

02. Beginning Of The End (Prod. GRADIS NICE)

03. Rhythm Of Street Life (Prod. Drum Gang)

04. 新宿ストリート・ドリーム (DJ BAKU REMIX)

05. ワルノリデキマッテル (Prod. LORD 8ERZ)

06. Luvletter For Trash (Prod. Clyde Strokes)

07. 分岐点 (Prod. LORD 8ERZ)

08. おい! boy (Prod. Hitman D)

09. ヒップホップ・ドリーム (Prod. I-DeA)

10. 極東 (Prod. LORD 8ERZ)

とうとう来たなこの時が。満を持しての2ndアルバムであります。

忘れもしない1stアルバム「導 -みちしるべ-」(2005年)以降私が知る限りフィジカルリリースとしてはMIX2枚(このあいだのを合わせれば3枚)とEPだけだったわけですが、なかなか現場に行かない一ヘッズ(私)の視点から見たこの13年間は当時ヒール感しかなかった彼が、フェイスターンとは言わずとも日本の多くのラッパーをまとめ得る、もともと持ち合わせていたであろう人望の厚さを徐々に露見させる期間であり、もちろん決して空白ではなく(むしろ後半はいろいろと濃い)結果として良い期間だったんじゃないかと思ったり。

アルバムの内容としてちょっと意外だったのはGRADIS NICEのトラックが起用されていたことと、MSCの誰かしら(TAB001あたり)は客演で参加してくると思いきや完全に全曲ソロであるということ。そして最後の「極東」では戦争という[トピック]をあげて彼がラップしているのは結構新鮮に感じました。

あと6曲目「Luvletter For Trash」は彼の名をより多くの人に知らしめたであろう「Ultimate Love Song (Letter) 」(DEV LARGE)にオマージュを込めてつけたタイトルだ思うのは少々考えすぎでしょうか。

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